菅茶山顕彰会
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十勝碑林の石碑文字は
「紙本墨書衝立」から写されものです。
 「紙本墨書衝立」 は、菅茶山書ほか九勝の名称と墨書名が衝立に表装されたもので、現在広島県海田町の「織田スクエア」の保管されています。
 
 建立の経緯

昭和62年(1978)「菅茶山先生遺芳顕彰会」(現在の菅茶山顕彰会)が、神辺町後援の地域文化団体として発足したのは、「菅茶山没後百六十年祭」の翌年のこと。以降、菅茶山を顕彰する活動が神辺町全体で盛んになり、菅茶山伝記や詩歌などが広く見聞され、茶山詩碑が神辺公民館や各地の寺院などに建立された。この金石文化が碑林建立の源流の一つといえます。

 発起人

碑林の主碑「松風館十勝」には、正面に菅茶山顕彰会会長橋孝一氏、裏面には発起人として武田武美氏と松浦正明氏の名が刻まれています。

碑林建立

平成15年(2003)の「菅茶山生誕二五五年祭」の余韻が残る頃、前述発起人を中心に、碑林建立の企画が始まった。顕彰会役員を始め、神辺町、地元町内会などの賛同・協力も得られることになり、平成十七年に顕彰会の特別事業として建立事業がスタートしまし。

碑林工事

石碑の製作業者は藤原石材工業(株)(福山市引野町)で、敷地造成から建立までの全工事を行っている。現地工事は平成17年(2005)10月から始まり、翌年1月に完成しました。

 記念誌「河相君推と松風館十勝」
菅茶山顕彰会は、建立十五周年記念事業として、「十勝碑林」に説明板設置と駐車場新設工事を行い、記念誌「河相君推と松風館十勝」や「栞」の発行等を行いました。
*記念誌「河相君推と松風館十勝」は「菅茶山新報」で見ることができます。