菅茶山とは姻戚関係にあり、西中条山田谷に居住していた河相君推は、数奇を凝らした居宅を構え、「松風館」と名付けた。茶山は廉塾を訪れた天下の有名文士を伴い、ここを訪ねてしばしば詩会を催していた。
この史跡を顕彰するため、平成18年(2006)2月、土地所有者勝願寺様のご好意と顕彰会役員ならびに有志の協賛により、旧河相邸跡に松風館関係碑3基、十勝碑10基、詩碑3基が建立され、「松風館十勝碑林」と命名した。