このほど2016年度(平成28年度)菅茶山顕彰会会報第27号(20㌻)を発刊しました。
「編集後記」に編集子の思いを凝縮していますので、紹介いたします。
◇平成28年度総括の漢字は「金」。音訓で清濁背反の話題を連想させます。さしずめ、黒田投手の座右銘「耐雪梅花麗」の下、全国怒濤のフアンを魅せたカープは超大キン星でしょう。+黒田投手は大リーグからのUターン劇でも、忘れかけていたおカネでは購えない大切な人の道を教えてくれました。
舞い上がって、広島東洋カープ25年ぶりリーグ優勝を祝して、「梅」をキィーワードに、黒田、茶山、葛原しげるの梅に縁のある物語を満載しています。ただし、有名な白河藩主松平定信と茶山の深交にまつわる「一枝の梅物語」は県博HPに譲っています。
◇本号は帰国直前の蒋春紅先生(中国)に特別寄稿をいただきました。一衣帯水、日中共同掘削の井戸の呼び水になれば幸いです。
+茶山文化・教育の淵源は中国、今こそ全世界へ向け、「学種」をシードバックすべき時代だと思います。
◇今、神辺では、公私ともに、茶山、御領発古代ロマン三絶、義民の郷、ニコピン先生など先人に学び未来に馳せる情報発信が盛んです。
「茶山顕彰会ニュース」+「黄葉だより」として、本会報に織り込んでいる意義は「オールかんなべ」で故里創生の原動力に!の希い、そこにあります。
◇一人では無力です。各ボランティア団体がしっかり手を繋ぎ信・愛の縦・横糸で生き甲斐のある地方創生の織布を産み出すことを希ってやみません。
+本会も、高齢化時代の荒波をまともに受けていますが、各種事業と同じように保幼小中高・大学生の参加や新入会員の加入に元気をもらっています。
本会はそんな願いを籠めた有志の集いです。この機会に一人でも多くのご入会とご支援ご協力を会員一同心待ちにしています。
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