菅茶山顕彰会について 
 菅茶山顕彰会総会の記録 平成年間        
 毎年5月に、定例年度総会を開催しています。
 会場は、神辺商工文化センター 会議室で行うのが最近の恒例です。
 総会終了後、記念講演を行っています。
                              
 
平成22年度 総会記録   
 
 日時 平成22年(2010) 5月15日(土) 13:30〜
 場所 神辺商工文化センター 会議室
 講演  演題 「はきものは人を支え玩具は心を育む」
  講師の丸山万里子氏((財)遺芳文化財団理事長・日本はきもの博物館・日本郷土玩具博物館二代目館長)が
 愛用の下駄履き姿で登場。 
   
平成23年度 総会記録    

 日時 平成23年(2011) 5月21日(土) 13:30〜
 場所 神辺商工文化センター 会議室
 講演 演題「『黄葉夕陽村舎詩』の成立」    
 講師広島県歴史博物館主任学芸員西村直城氏による講演があった。
  平成30年度 総会記録 
 
 
日時 平成30年(2018) 5月18日(金) 13:30〜
 場所 神辺商工文化センター 会議室
 内容 茶山生誕270年記念事業を要に、開催された。 
  
 開会のあいさつで、鵜野会長から「本年は茶山生誕270年の節目の年、特に記念祭と記念事業については、会員全員の参加・協力をお願いする。
「国特別史跡 廉塾並びに菅茶山先生の旧宅」修復・保存・活用計画については、顕彰会として可能な協力をしていきたい」と。

 次いで、議長に井上謙二氏を選出し、議事に入りました。
  (1)平成29年度事業報告・決算-監査報告
  (2)平成30年度事業計画・会計予算案
    いづれも、提案どおり承認されました。
  (3)菅茶山生誕270年記念行事
    茶山生誕270年に関わる趣意概要・関連行事・実行委員会規約・予算案・実行委員
    の報告と、 朗読劇「梅花の契り」について、上演の会との覚書など詳悉な報告があり、了承された。
  (4)役員交代
    ・副会長には、病気療養中の猪原文夫氏に代わって藤田卓三氏が就任
    ・監事の黒瀬道隆氏が常任理事に就任、後任の監事には事務局次長の斉藤幹夫氏が就任する案が提案され承認された

 最後に、藤田副会長から「会長補佐と本会の活性化のため尽力したい」と就任のあいさつがあり、次いで、顕彰会主要行事への参加協力、新入会員の加入勧誘、生誕270年祭特集の「会報第29号(平成31年3月発行)」への積極的な寄稿・情報提供などを懇請しました。さらに、昨年末リニューアルオープンしたHPサイト「菅茶山新報」の紹介とモニターへの参加とアンケートへの協力をを呼びかけました。以上で用意された全議事が終了しました。

 「顕彰会からのお願い」リンク

 講演
 次に、『朗読劇「梅花の契り」上演について』と題した記念講演が始まりました。
朗読劇の作・演出をされる藤井登美子先生から、まず出演者代表の山崎典子さん、吉富純子さんの紹介があり、「茶山と山陽の物語」は、華やかな女性の登場もなく、手紙・漢詩などはなかなかドラマになりにくい面があるが、プロの意地にかけても面白いドラマにしたいと意気込みを話された。

 菅茶山の人生には三つの岐路があるとして
@茶山19歳 京都遊学と帰郷、黄葉夕陽村舎開設。
A茶山34歳、天明の大飢饉、農民の一揆に遭遇、社会的な視野に立った生き方に。
B茶山62歳、親友ョ春水の窮状を見かね、脱藩・廃嫡された山陽を廉塾都講として
 引き受けたものの山陽は我儘放題、実質一年二カ月で脱去。

 その結果 2人は三年間の不和が続く中、春水の死に伴い、やっと和解の時が訪れる。
有名な丁谷梅林の別れで大団円となる。 詳悉は本番までお預け。
朗読劇予告編を熱っぽく語られ、朗読劇の成功のため、みんなで協力しましょうと締めくくられた。

 最後、上副会長が講師への謝辞と再度茶山生誕270年記念事業に関わる会員の協力を呼びかけ閉会した。

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     続き(令和元年〜)