菅茶山の紹介
 
 菅茶山賛歌
  花と和尚さんの歌
                   作詞:中山善照  作曲:永柴義昭

 国分寺の和尚さん 花が好き 
 花が好きお金なんかはほしくない
 ところが和尚さんお金がいるの
 どうしてどうしてお金がいるの
 毎年 新種の花買うために そこで
 時には山から降りて
 お布施集めにちょいと里まわる
 お布施集めにちょいと里まわる

 
     *わらべうた風に編集  *2005.11
 
  原詩  
   「聯句戯贈如実上人」 西山拙齊・菅茶山

 上人好事為花顛  上人好事花の為に顛ず 
 唯愛名花不愛銭  唯名花を愛して銭を愛せず  
         拙斎
 為昰年年購奇種  是年年奇種を購うが為に 
 下山時乞衆生縁  山を下りて時に乞う衆生の縁 
        晋帥
 如實上人に呈す聯句 
 事四十年前に在り
 今此れを書し 愴然 

 文政辛巳(1821)仲秋 菅晋帥再行

 神辺町下御領 国分寺 「聯句戯贈如實上人」
 【大意】上人は好事家で、花のためには逆立ちしても惜しくはない。
      ただ立派な花を愛して、銭には愛着がない。
      だから、毎年花の奇種を購うために、山を下りて(寺をから里へ出て)
      衆生に時々銭を乞われる。
【出展】 『黄葉夕陽村舎詩』前編二十 
   
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