no 98〜no76 | ⇒顕彰会ニュース |
⇒no99 (編集中) |
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No.98 [2016.2] |
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今年は梅の開花が早いとの風評もあり、2月7日(日)「茶山ゆかりの地訪問会」を開催しました。顕彰会理事の武田武美さんの案内で、参加21名が茶山や門人の足跡を学びました。 まず、神辺公民館の詩碑「丁谷餞子成卒賦」の前で、頼山陽が上京の途中、77歳の茶山を訪ねて旧交を温め、出立の日には丁谷(ようろ谷)梅林を訪れ、酒を酌み交わし別れを惜しんだという話を聞きました。 次に、丁谷梅林に移り、石碑「茶山山陽餞飲之所」に集まり、寒空に未だ三分咲きの梅花を見て、茶山と山陽の故事に思いをはせました。帰路、養老集会所前の鈴鹿秀麿の歌碑に立ち寄りました。「わけいれば 袖のたもとも 薫るなり よほろの谷の 梅の中道」の歌に同感しました。 フィールドワークの結びは、廉塾から直近にある西福寺です。本堂前の「西福寺賞梅」の詩碑と梅の木を見学しました。「梅花の下で茶詩会を催したら、この木をねぐらとする小鳥を驚かしたらしい」という茶山ポエムに茶山の優しい心が偲ばれます。寺の境内にある小早川文吾(楽々翁)の墓にも詣で、彼のことを学びました。 {注記}鈴鹿秀麿と小早川文吾は共に神辺に生まれ、菅茶山に学んだ文化人で、郷土に多くの業績を残しています。詳細は福山市ホームページなどご参照ください。 |
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No.97 |
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新春16日菅茶山記念館において2015年度茶山ポエム絵画展の授賞式が行われました。 最優秀賞・優秀賞を受賞した子ども達の代表21名が、多数の来賓や関係者の見守る中、福山市かんなべ文化振興会の三好雅章理事長から表彰されました。 |
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今回は近隣の幼稚園・保育園および小・中学校の23校園(昨年度21校園)から3,230点(昨年度2,968点)と昨年度を上回る応募があり、最優秀賞8点、優秀賞121点、入選472点、合計601点が選ばれました。 記念館での展示は2月7日までとなっていますが、その後は、かんなべ街並み格子戸展(5月、10月)、町内医院・病院展示(各1枚)、福山市役所ロビー展(10月)などが予定されております。 |
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No.96 |
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11月5日朝、天気の気になる神辺を大型バスで出発しました。参加者36名の中には顕彰会会員以外の方々も多くおられ、顕彰会の輪の広がりを感じました。 |
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岡山県備前市に入る頃から天気は回復、備前焼ギャラリーを見学したのち、日生で新鮮な魚料理を食べ歓談しました。 |
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特別史跡旧閑谷学校では和気町職員の森元さんのガイドで丁寧に見学して回りました。孔子をまつる聖廟前の「楷の木」の紅葉は見頃を過ぎていましたが、青空に映え見事でした。 |
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次に向かったのは和気町民俗資料館・和気神社です。和気清麻呂像の前で記念写真を撮り、資料館⇒和気神社と見学しました。宮司さんの説明も上手で、和気町がいにしえの歴史を大切にしていることを感じました。 |
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菅茶山は1776年(安政5年、茶山29歳)、頼春水、西山拙斎、姫井桃源と閑谷黌を訪ね、漢詩「閑谷」(絶句と長詩の2首)を作り、創建した池田光政公の偉業をたたえています。 |
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No.95 |
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顕彰会では、「茶山顕彰活動の輪を広げよう、もっと茶山先生のことを知ろう」と、会員や関心のある人を対象にした学習会を始めました。近年、かんなべ文化振興会や生涯学習センターなどの行事で菅茶山を学ぶ機会は増えていますが、顕彰会らしい学習会を目指します。 |
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第1回学習会は、10月31日に「菅茶山と廉塾について」をテーマに開催しました。 まず、鵜野会長の案内で廉塾を見学し、茶山についての講話を聴きました。 続いて七日市上集会所に移り、菅茶山顕彰会紹介などのスライドを見た後懇談しました。 講演会とは趣を異にした、和やかで親近感のある学習会になりました。 |
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No.94 |
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No.93 |
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神辺町商工会が主催し地元諸団体が協賛する歴史まつりが、今年も神辺本陣を主会場に開催されました。好天に恵まれ、多くのリピーターと新客が西国街道を往来しました。 菅茶山顕彰会では、街道沿いの町家に「茶山ポエム町並み格子戸展」を開きました。 |
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本陣「お成りの間」では定番の歴史講演会が開かれ、歴史マニアを楽しませました。 |
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本陣 |
廉塾の前 |
本陣の中庭 | 廉塾の模擬店 |
No.92 |
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今年は玉蘊没後160年にあたり、故郷尾道での記念行事に続き、広島県立歴史博物館において、玉蘊の足跡と画業を紹介する展示会が開催され評判になりました。(期間:10月9日〜11月23日) | |
展示コンセプトは、「女性の社会での活躍が期待される現代ならではの視点で,玉蘊の生きた時代や彼女の生涯を見つめ直すとともに,現代に生きる輝く女性を応援する展示会」です。(パンフレットから) 頼山陽との恋の次第や彼女を高く評価し支援した菅茶山や頼家の人々との交流など、多くのエピソードが紹介されました。 |
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菅茶山の命日にあたる8月13日朝 茶山先生の眠る広島県史跡「菅茶山の墓」において、顕彰会会員有志と地元帰南自治会の皆さんが集まり、恒例の墓前祭が催されました。 菅家墓所を皆で清掃した後、順次墓前に香を供え礼拝しました。子供たちも神妙に手を合わせていました。 終りに、全員で「茶山賛歌」を合唱しました。 |
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墓所は国道313号線から少し入った所にあります。墓所に通じる道の入り口には昔作られた石柱の案内碑があるのですが、判読できないほど風化していました。 |
No.90 |
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「福山市 何もないとは言わせないプロゼクト 第1回福山ブランド認定品・登録活動」が発表され、「廉塾整備・美化活動及び地域伝統文化の継承」が登録活動部門(まちづくり)の筆頭に登録されました。 |
No.89 |
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平成26年度定期総会が、5月27日神辺商工文化センターで開催されました。 |
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No.88 |
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ゴールデンウイークの5月2日〜6日 廉塾から神辺本陣に至る旧山陽道沿いの格子戸のある家々にポエム絵画が展示され、町行く人たちに鑑賞されました。 |
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No.87 |
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春とはいえ小雪の舞う中、菅茶山顕彰会メンバー24名が広島県竹原市に出かけました。竹原は江戸時代に塩田と酒造で栄えた町で、菅茶山と交友の深かった三頼と称された頼春水・頼春風・頼杏坪の生まれ故郷で、春水の子 頼山陽にとっては父祖の地です。 まずは現地ガイドの案内で町並み保存地区を散策、テレビドラマで人気のマッサンの生家「竹鶴酒造」、松阪邸、三頼の生まれた頼惟清旧宅、春風館・復古館などをゆっくりと見学し、大切に保存された歴史と文化の醸す町の情緒を堪能しました。 竹原頼山陽顕彰会との交流会では、頼一族と菅茶山との縁を語り合い、茶山と山陽の功績を将来にわたって知らしめる努力を続けることを確認しました。 帰路は安芸津歴史民俗資料館に立ち寄り、万葉の時代から港として栄えた安芸津の歴史・産業などを見学し、 '広島の酒'を全国的なブランドにした広島杜氏の醸造技術について学びました。 |
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No.86 |
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No.85 |
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No.84 | |||||||||||
茶山ウイーク2014開催 | |||||||||||
第14回神辺宿歴史まつりは過去最多の来訪者 | |||||||||||
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No.83 | |
何もないとは言わせない!廉塾 | |
鵜野会長が福山市HPで、福山の土地が育てた地元愛と学びの精神を語る |
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福山市ホームページの「何もないとは言わせないシリーズ」インタビュー第2回目に、菅茶山や廉塾を守り顕彰活動をしている 菅茶山顕彰会代表の鵜野謙二さんが登場しました。 顕彰活動の部分を概要紹介すると。 ――主な活動は? 月1回定例で地域のみなさんと廉塾の菜園管理や清掃活動をしています。それから,神辺エリアにある6小学校の1〜6年生の全校生徒に菅茶山の漢詩の素読学習をすすめています。 菅茶山の詩を絵にするという活動もしています。これは毎年募集しているのですが,福山市内を始めいろいろなところから応募があり,その総点数は3000点を超えています。 そのうち600点を入選作品として,その中から優秀作品と最優秀作品を選び菅茶山記念館に展示,移動展として春秋2回の「神辺町町並み格子戸展」と「福山市役所ロビー展」等を行っています。 廉塾を建物として整備するということもそうだけど,子どもたちの交流の場をつくりたいというのが大きいですね。そして,そういった機会を増やしていくというのが活動の基本にあります。 後世にね,菅茶山の遺芳(業績)と遺徳(人物像)をしっかり継承していきたいと。それが一番の目標であり願いです。 |
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――今後の目標は? 菅茶山は人生80年,自分自身を磨く努力を惜しまず,中庸の美徳そのものでありました。そしてそのベースには地元愛がある。 そんな菅茶山を,そして廉塾を、知らないわけにはいかないぞと福山のみんなに同じ気持ちを持って欲しいです。 そういう発信を私だけじゃなく,みんなでしていかなくてはいけないなと思っています。 福山市外からいらした方に,だれでも語れる,みんなが案内できるっていうふうにならないとね。 |
No.82 | |
廉塾保存修理計画がスタート | |
現地調査実施、建物修理が急がれる | |
9月定例福山市議会において、近年急速に老朽化が進む廉塾の保存修理について、質疑応答がありました。それによると、8月下旬から廉塾現地調査が実施され、その結果を踏まえて来年度から保存修理計画が始まるとのことです。 |
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北側全景 | 屋根の破損とシート掛け |
傾いた書庫の屋根 | 土壁のはがれ |
No.81 | |
子供たちが漢詩の魅力を紹介 | |
廉塾CG、茶山ポエム絵画の紹介と茶山ポエム「神辺の四季」の発表 | |
9月14日 県立歴史博物館で開催中の「菅茶山関係資料の重文指定」記念展の関連行事として「子供たちが漢詩の魅力を紹介するイベント」が開催されました。 プロローグは県立福山工業高校がCGで制作した「よみがえる廉塾 菅茶山が愛した学門所」の紹介がありました。 続いて昨年度の茶山ポエム絵画展最優秀作品の受賞者6名が作品と制作に関わる工夫・感想をそれぞれ発表しました。 神辺小学校6年生が茶山ポエム「神辺の四季」と題し「茶山ポエムの歌」と菅茶山漢詩の素読を発表しました。菅茶山詩の素読は授業の一部として日頃から諳んじているもので、茶山先生の素晴らしさを十分に伝えるものでした。 |
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No.80 | |||
菅茶山関係資料が 国重要文化財に指定 |
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広島県立歴史博物館所蔵の5,369点 | ||||
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そのあと菅茶山顕彰会理事との交流会が行われ、竹原頼山陽顕彰会会長の竹鶴壽夫氏から、研修旅行、講演会、頼山陽吟詠会、会報発行など多彩な活動状況の紹介がありました。 |
平成26年7月12日、竹原市の竹原頼山陽顕彰会一行35名が神辺に来られました。 菅茶山顕彰会からは鵜野会長他が案内役となり、廉塾、菅茶山墓所を見学されました。廉塾講堂の前で、双方が詩吟を吟詠することになり、頼山陽・菅茶山の詩がそれぞれ披露されました。
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交流会のあと、県立歴史博物館に移動し、夏の展示「近世文人の世界―神辺に花開いた文化―」開催記念講演会に合同出席しました。 | ||||
講演は「菅茶山関係資料の魅力」という演題で、前文化庁主任調査官 岡部幹彦氏が、菅茶山関係資料がこのたび国重要文化財に指定された経緯や資料の価値・魅力などについて話されました。特に、松平定信と茶山との接点、茶山の蝦夷地への関心など他では聞けないものでした。 |
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平成26年度定期総会が、5月21日備後国分寺で開催された。所蔵の「菅茶山書屏風六曲一双(綾瀬舟遊即事三首ほか)」が正面に飾られた部屋での総会は、趣のあるものでした。 |
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総会風景 |
講演会風景 |
総会後本堂に場所を移して記念講演が行われ、住職横山全雄師から「備後国分寺の歴史と文化」について興味深いお話を拝聴しました。 |
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第21回目のポエム絵画展が、菅茶山記念館で2014年1月11日から始まりその初日に表彰式が行われました。 |
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2013年12月、第20回ポエム絵画展入賞作品22点が、ミクロネシア連邦ポンペイ島の小学校・幼稚園に運ばれ、子どもたちに紹介されました。 |
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子どもたちに絵の説明 |
ポンペイ島の子どもたちに絵のテーマなどを説明されました。 絵の勉強に役立つだけでなく、日本文化を知る機会にもなったようです。 お世話頂いたのは、ポンペイ島小学校支援の会代表の羽原美代子さん(笠岡市)です。 羽原さんたちは、クレヨンや絵具などを贈る活動や図画教育の支援を数年間続けておられます。 このようなポエム絵画を通した文化交流は顕彰会の重要課題でもあり、今後とも多方面の交流活動を続けてゆきます。 |
ニュース保存表
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