菅茶山顕彰会と菅茶山に関連するニュースをお知らせします

             
顕彰会ニュース保存版(リンク) 
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 No.189〔2020.12〕
十勝碑林駐車場完成
松風館跡十勝碑林・象山献灯を訪れる人のために    

 12月9日 十勝碑林プロゼクトの重点事業の一つ「見学者用駐車場」が、大栄組と手伝いの顕彰会理事4名により施工されました。工事は碑林南側の元畑地に砂利を敷き、乗用車4台分の駐車場をつくり、そうして碑林を囲む木立の選定と草取り清掃を行ったものです。
冬晴れの下、史跡モニュメントにふさわしい風情になりました。また、説明板の基礎部分も完成しており、2月予定の碑林建立15周年行事が待たれます。

 ご協力いただいた土地所有者に深く感謝いたします。
     
砂利搬入  工事完了  説明板基礎 
   
   No.188〔2020.12〕
ポエムハイクto黄葉山
顕彰会行事の「茶山ゆかりの地訪問」と合同開催    

 文化の日の11月23日 伝統行事{ポエムハイク+ゆかりの地訪問}が菅茶山記念館と菅茶山顕彰会の共催で行われました。今回はコロナ禍初ケースとして共同企画され、黄葉のまぶしい中約30人の参加者が黄葉山一帯の史跡ハイキングを楽しみました。
 コースは、
神辺城址~民俗歴史資料館~龍泉寺~本庄屋菅波家墓所~地蔵堂~菅茶山墓所です。
先ず城址北展望台に行き、北側に広がる神辺平野を見渡しながら、菅茶山ゆかりの寺院、廉塾等の案内がありました。
 資料館では、講師の黒瀬道隆氏(菅茶山顕彰会理事)が今回の行事のために作成された「案内書」(23ページ)の解説があり、茶山ゆかりの地の歴史や詩歌等について知ることができました。

詳細は、黄葉だより2020-no15(リンク)をご覧ください。

 
  城址から展望   龍泉寺
  地蔵堂  菅茶山墓
   
 No.187〔2020.12〕

ふるさと体験 史跡めぐり
茶山の漢詩を読む体験が大好評! 
 
 秋晴れの好天に恵まれた11月11日(水)、神辺町観光協会主催の「史跡めぐり」が行われました。
廉塾を訪れたお客様は、午前中約30分間ボランティアガイドによる『菅茶山と廉塾について』の説明を聞き、午後からは、講師の鵜野謙二さん(菅茶山顕彰会会長)による漢詩の体験学習に参加しました。
「梅」、「蝶」はじめ「御領山大石」「冬夜読書」など10首について詩の大意と読み下しについて学んだ後、全員による〝一斉音読〟が行なわれました。
参加者から、「漢詩ってこんなに美しく楽しい物なんだ!」「なんでもっと漢詩の勉強をしなかったんだろう。」・・・等など、満足そうな笑顔の中に話し声が聞かれました。

 今年はコロナ禍という環境から感染リスクを考慮し、日替わりメニューによる『史跡めぐり+体験ツアー』として企画されました。当日は定員10名の応募に対して10名の参加者で盛況でした。
また、当日は、天別豊姫神社への参拝、そして古い輝かしい神辺の歴史と伝統を感じながらの散策や、和服の老舗紅葉堂、銘酒天寶一、茶山饅頭の谷口屋さん等でのお買い物も楽しんでいただきました。              
 
ボランティアガイドの説明  廉塾見学  漢詩の体験学習 
     
上記以外に行われた(日替り)
ふるさと体験史跡めぐり  
 ① 国分寺,堂々公園他・座禅体験コース  ②歴史民俗資料館他・バラ・藍染コース
 ③古墳の丘ハイキング・土器作成コース  ④葛原邸他・ニコピンだるま絵付けコース
   
  No.186〔2020.11〕

茶山学習会で茶山詩を学ぶ
季節を詠んだ茶山詩は平易で暖かい  

 菅茶山顕彰会の定例行事である茶山学習会を10月31日(土) 菅茶山記念館で開催しました。コロナ禍にもかかわらず17名の参加があり、黒瀬道隆理事を講師に、菅茶山の漢詩を易しく楽しく学びました。
冒頭、最近逝去された、高橋孝一前会長、武村充大元理事(前会報編集長)、三宅真一郎理事を偲び追悼しました。
 今回のテーマは「「茶山ポエム原詩を学ぶ」で、現在募集中の「茶山ポエム絵画展」の課題となった茶山漢詩を読み、内容、詩の作られた背景、茶山の思いなどを講師に話していただきました。さらにその詩から生まれた茶山ポエムおよび子供たちの描いた絵画について、紹介がありました。
*リンク:茶山ポエム  
茶山ポエムの紹介
 今回取り上げた茶山ポエムと原詩      
 1、夕日・・・原詩「所見」
 2.晩秋スケッチ ・・・原詩「秋日雑咏
(十一)
 3.雪の日・・・原詩「雪日(二)」
 4.冬夜読書・・・原詩「冬夜読書」
   
右図は、小学校6年生の絵画と茶山詩
雪擁山堂樹影深
  
檐鈴不動夜沈沈
  
閑収乱帙思疑義 
 
一穂青灯万古心 
   
  No.185〔2020.10〕

高橋孝一様お別れ会
福山ニューキャッスルホテルにて    

 10月24日(土)、菅茶山顕彰会第二代会長高橋孝一様のお別れ会があり、本会から鵜野会長以下多くの会員が訪れ、遺影に菊花をお供えし、感謝とご冥福を祈りました。

 故人が創業されたキングパーツ株式会社主催の本会は、広い会場に創業時から今日までの同社あゆみをはじめ、故人が著作された「びんごば
」「お山のこんぴらさん」などの著書類や数々の遺品が展示され、多能多才だった個人を偲びました。
さらに同じ会場には、故人が代表者として指導・育成された地域の組織・団体の展示コーナーがあり、菅茶山顕彰会、ライオンズクラブ、観光協会等々での功績が写真や記録等で展示されていました。

とりわけ、「ロマンチック街道313」の提唱者として、山陰~山陽を街道と人でつなぐ活動を精力的に推進された実績を観て、参会者は等しく故人の偉大さと心の広さに感動されたのではないでしょうか。
 
*紅葉だより掲載リンク 「故高橋孝一会長を偲んで」

   
菅茶山顕彰会の展示


「ロマンチック街道313」のビデオ
   
 No.184〔2020.8〕

菅茶山の墓 草刈り清掃
茶山忌の墓前祭は中止   

 8月8日(土)菅茶山顕彰会有志により、県史跡「菅茶山の墓」の草刈り清掃が行われました。
今年はコロナ禍で墓前祭が中止となったため、茶山命日(文政10年8月13日没)の前に墓地を清掃したものです。
最近、墓地にそびえていた楠の大木が切られたこともあって、落ち葉は減少し雑草が増えたようです。

 
墓地にある 楠木(上部切断) 茶山先生の墓(清掃後)  作業中の休憩
   
 No.183〔2020.7〕

菅茶山顕彰会 理事会開催
中止された本年度総会の審議を兼ねて  

 7月19日菅茶山記念館において理事会が開催されました
先ず、本年度総会資料の確認を行い、了承されました。
 次に、コロナ自粛下での、本年度事業計画について検討し、各プロジェクトの計画発表もあり、現時点では右表とすることになりました。 (今後、中止・変更がありえます)

 今年度からの特別プロジェクトとして、「松風館十勝碑林の整備と広報」の実施が決まりました。
「十勝碑林」は、14年前神辺町西中条の松風館跡地に
菅茶山顕彰会が建立したものです。
 詳細は「整備計画書 リンク」のとおりです。。
 ・碑林建立と紹介の記事
   リンク:ニュースno42  会報電子版16号PDF 
  ***主な行事予定 ***
 
茶山学習会2020第1回 ・・・「行事予定」に記載
  
8月22日(土)10時~ 菅茶山記念館にて*茶山ポエム絵画 市役所ロビー展 
  10月19日~23日   展示準備10時~ 
茶山ポエム絵画かんなべ町並み格子戸展
  10月予定ですが、中止・変更もあり得ます
茶山ゆかりの地訪問会
  10月~11月に開催予定
2020年度茶山ポエム絵画展
  2021年1月9日~

松風館十勝碑林建立15周年行事
  2021年2月

 
 No.182〔2020.7〕

2020年度茶山ポエム絵画展

応募要項の発送準備完了 

 コロナ禍で開催が心配された本年度の 茶山ポエム絵画展は、例年の日程で実施されることになり、
7月9日には菅茶山顕彰会のメンバーも参加して、作品応募要項の発送準備作業を行いました。
 今年も菅茶山記念館から、福山市および近隣の保育所・幼稚園・小中学校・高校 約110校に作品募集のお願いが近々発送されます。子供たち多数の応募が期待されます。

 
 
 No.181〔2020.3〕

菅茶山顕彰会 会報30号発行

令和最初の記念号 
 
 
 毎年3月に発行されている菅茶山顕彰会会報〔B5判20頁〕が発行されました。令和時代最初でしかも30号の大台に乗った記念すべき会報となりました、

 巻頭言は、鵜野会長の『新時代 元号「令和」に想う』です。
廉塾の修復保存計画・発掘調査記事をはじめ、黄葉だより(神辺の歴史・文化活動)、当会の活動状況など、茶山文化を紹介する令和らしい記事が多く掲載されています。
 
  会報は、 菅茶山記念館、福山市内の図書館や神辺町内の公民館、学校、地域団体などの関係先に配布しています。
菅茶山記念館ではご希望者に配布しております。(配布完了の場合はご容赦ください) 
 
 また、顕彰会会員には「年次総会資料」に同封して届けています。

*黄葉だより 「菅茶山会報第30号発刊に寄せて 」 リンク
  
   ・新時代 元号「令和」に想う
30号記事紹介
 リンク    
 ・菅茶山と乗如上人
 ・中3国語授業「日本の漢詩を読む」 
 ・茶翁 傘壽の元旦を詠む 
 ・講演資料「廉塾と槐」
   
  No.180〔2020.2〕

菅茶山生誕月に#4学習会開催

テーマは「菅茶山と梅花」

 菅茶山生誕月の2月22日(土)、悪天候の中、廉塾近くの七日市上集会所で第4回菅茶山顕彰会学習会が開催されました。梅好きの茶山をしのび「菅茶山と梅花」が今回の学習テーマでした。

 鵜野会長が基調講演した後は、「元号令和」の詩吟や「西福寺賞梅」等の茶山詩の素読(全員唱和)
さらには「茶山クイズ」など、楽しく菅茶山を学ぶ会となりました。
また資料として、「茶山と梅・西福寺」が配布され、作成した黒瀬理事から茶山の「梅花七首」「梅花十二首」などの興味深い解説を聞きました。

なお、予定していた西福寺見学は雨天のため取りやめました。

本件の詳細は「黄葉だより」をご覧ください。
  
     
基調講演  西福寺院中詩会の図 信道一代記より  詩吟「元号令和」 
     
  No.179〔2020.2〕

神辺をみつめて神辺美術協会新春展
菅茶山漢詩を題材にした作品2点紹介 
 
 恒例の新春展が2月5日 ~16日の間、菅茶山記念館で開催されました。
’神辺をみつめた作品’が日本画、洋画、写真、工芸、盆栽など多彩に出品され、多くの来館者を楽しませました。
その中に、菅茶山の漢詩から生まれた茶山ポエムを題材にした作品が2点ありましたので、作者のご了解を得て、紹介いたします。なお、作品の右は菅茶山記念館作成の茶山ポエム説明書です。

「茶山ポエムについて」 
リンク

   
「廉塾」 菅波由美子氏書  原詩「即事」 茶山ポエム「廉塾」 
   
 「夕日」 山下英一氏画 原詩「所見」 茶山ポエム 「夕日」
   
  No.178〔2020.2〕

小早川文吾旧宅跡の石碑
神辺観光協会が新しくしました
  
 神辺町七日市通りの「清酒 天寶一」村上酒造の店先にあった旧宅跡の碑が新しくなりました。
今までは木柱で、文字が見にくかったのですが、今年1月に神辺観光協会により石碑に作り替えられました。

 
小早川文吾について
 天明2年(1782)~明治13年(1880) 名を戇(おろか)、字景汲。文吾は通称。薇山、楽々翁、楽々斎と号した。
父が医者であったことから医学を学び、茶山に入門し漢学を学ぶ。茶山没後、家業の医業を行いながら、
私塾を開く。晩年失明したが、塾を続けた。
 絵画、詩、書ともによくした。
作字学に通じ、天別豊姫神社には、彼の作字した文字「あかくに」が石に刻まれている。
文政年間頃までは七日市の街道に面して,東本陣の西隣に住んでいたが、その後は明治初年まで道路の反対側に居宅を構えていたようである。

   
石碑  村上酒造 
   
 No.177〔2020.1〕
2019年度 茶山ポエム絵画展・授賞式
令和元年の子供たちの絵を鑑賞ください! 
 
 1月11日(土) 菅茶山記念館において、第27回目となる絵画展の授賞式が行われました。
最優秀賞受賞者および優秀賞を受賞した子ども達の代表(合計13名)に、福山市教育委員会三好雅章教育長から賞状と記念品が手渡されました。
  今回は近隣の幼稚園・こども園・小学校・中学校16園校から2,950点の応募があり、最優秀賞8点、優秀賞122点、入選473点が選ばれました。
それら全点が2月2日まで記念館に展示されます。一度見に来てください!

最優秀賞「蝶」を描いた誠信幼稚園の沢田望衣さんが受賞者を代表して、感想とお礼の挨拶をしました。 
審査委員長の石岡洋三氏(神辺美術協会理事長)は、今回の審査会は「かんなべ文化会館」に全点を並べて、603点を選んでいったと審査の大変だったことを話されました。

 記念館展示の後は、菅茶山顕彰会の行事として、かんなべ町並み格子戸展(5月、10月)、近在の医院・歯科医院展(8月、11月)、福山市役所ロビー展(9月頃)などを予定しています。

ご参考リンク:茶山ポエムについて菅茶山記念館-福山市ホームページ
           2019年度優秀作品の紹介

  
     
授賞式の様子 展示絵鑑賞1 展示絵鑑賞2 
   
 ⇒no176       
   
茶山ポエム保存表 
  No156~176
2019/1~2019/12    菅茶山顕彰会研修旅行
  No131~155 2018/1~2018/12   菅茶山生誕270年祭
No130~113
2017/1~2017/12   茶山ポエム絵画展~朗読劇まで
No112~99 2016/1~2016/12  会報26号発刊~研修旅行まで
No.98~76  2013/1~2016/2   茶山ゆかりの地訪問会まで
No.75~56  2009/1~2013/12   菅茶山生誕265年祭まで 
No.55~22  2004/1~2008/12   菅茶山生誕260年祭まで  
No.21~01   2001/8~2003/12  菅茶山生誕255年祭まで