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No.217〔2022.5〕 菅茶山顕彰会定期総会 記念講演:奥野純子さん―郷土の偉人に想いを寄せて歌うー |
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3年ぶりの定期総会が、5月14日(土) 神辺商工文化センターにて開催されました。開会挨拶の中で、藤田会長は次について特別報告されました。 ①髙橋孝一記念基金の創設 ②広島県教育奨励賞の受賞 ③松風館十勝碑林プロジェクトの完了 議事は上泰二議長により進められ、2021年度の事業報告・決算報告・監査報告、2022年度の事業計画案・予算案が原案通り採決されました。最後に、規約改正が提案され、「第5条 会員と会費」に、「公共団体関係者及び学識者及び休会中の会員を特別会員とし、会費を免除する。」という条文を追加することが決定しました。 総会終了後記念講演が行われ、音楽家 奥野純子さんが「菅茶山と葛原しげる ―郷土の偉人に想いを寄せて歌うー」と題し、ご自身が作詩に関わられた「菅茶山漢詩の現代詩」7歌曲と「葛原しげるの詩の歌たち」9曲を素晴らしいソプラノで歌っていただきました。歌の合間の歌にまつわる話にも、郷土の偉人と郷土への想いが聞く人たちの心に響きました。なお、ピアノ伴奏は山岡珠代さん、バイオリン伴奏は海野智暉さんでした。 |
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No.215〔2022.4〕 松風館十勝碑林建立15周年記念誌発刊 『河相君推と松風館十勝~菅茶山と中條村の文人たち』 |
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菅茶山顕彰会が福山市神辺町西中条山田に「松風館十勝碑林」を建立して16年の歳月が流れました。 本会では一昨年から2年計画で再整備プロジェクトをおこなってきました。 その締めくくりとなる記念誌(A4版60余頁)を本年2月に発行し、報道発表も行いました。 内容は ①松風館十勝碑と河相君推について ②菅茶山と中條村 ③菅茶山が往来した中条路 ④十勝碑林建立の記録 など 記念誌は地元中条学区をはじめ市内の関係機関・図書館並びに町内の学校・公民館等および会員に配布いたしました。 本誌に興味のある方は、このHPに収録しています。 『河相君推と松風館十勝』PDF リンク 分冊版Ⅰ表紙~松風館十勝碑林と十勝碑 Ⅱ菅茶山と中條村、菅茶山が往来した中條路 、仮説「松風館十勝は邸内及び山田谷一帯に設置」 Ⅲ記録「松風館十勝碑林建立」~裏表紙 |
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⁂なおコロナ禍のため、15周年記念行事として計画した現地披露、講演会等は断念いたしました。 今後は、見学者のさらなる増加を願い、碑林のメンテナンス、案内板の整備、栞の配布などを行います。 * 栞「松風館十勝碑林のご案内」 PDFリンク ①表紙 ②松風館十勝碑 ③山田谷 松風館跡周辺 ④松風館十勝碑林に建立した詩碑 |
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No.214〔2022.3〕 十勝碑林に髙橋孝一様記念樹 松風館十勝碑林プロジェクトを締めくくる |
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2年前に始めた「十勝碑林プロジェクト」はコロナ禍に翻弄されましたが、会員・支援者の協力により、なんとか主要事業を終了することができました。 碑林建立の主導者であり、今回プロジェクトにも多額の助成をいただいた故髙橋孝一様の遺徳を偲ぶ記念樹「枝垂れ桜」を、 3月2日 碑林に植樹しました。 本来の計画では15周年記念行事の一つとして行うはずでしたが、コロナ自粛で果たせず、当会役員の一部で行いました。 当会顧問で会報編集長の上泰二氏は、会報第32号の中で「年々歳々、開花の欄春に集い、故人を偲びたい。」 |
No.213〔2022.2〕 令和3年度広島県教育奨励賞を受賞 菅茶山顕彰会 地域文化に貢献 |
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2月3日 菅茶山顕彰会は、広島県教育委員会より、「広島県教育奨励賞」(区分:団体、地域文化)をいただきました。この賞は、学校教育,社会教育,地域文化などを対象に「本県教育の振興・発展に寄与することを目的」とした表彰です。 これは本会の継続した活動が評価されたもので、誠に光栄なことであります。時あたかも、本年が創立35周年記念年で、2月2日は菅茶山274周年生誕日でもあり、お祝いと励ましをいただきました。 |
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表彰理由(功績等)は、 『神辺における郷土文化の先駆者「菅茶山」を顕彰し,その業績を後世へ と伝えていくため,昭和62年に「菅茶山遺芳顕彰会」として発足し,平成18年には,今の「菅茶山顕彰会」に改称し活動を行っている。 主な活動は茶山詩の研究,顕彰活動などを編集し,毎年 1 回会報を発行。 5年を節目に記念式典・講演会の開催し,年次総会記念講演会や茶山学習 会などを実施している。 県内一円および近隣の幼・小・中・高校の子供たちを対象に毎年行われ ている「茶山ポエム絵画展」は,福山市内外各所でも展示会を行い,菅茶 山を多くの人に親しんでもらえる機会となっている。』とあります。 |
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広島県教育委員会のホームページ(リンク) | |
No.212〔2022.1〕 廉塾祠堂の修復工事内容の展示 本年3月には完了予定 |
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国特別史跡廉塾の修復活用事業が進められていますが、第1期工事の祠堂修復が最終段階にあります。 担当の福山市文化振興課では、見学の方の参考にと、修復状況の写真・説明を展示公開しています。 場所は廉塾中門前です。 屋根の張替え、柱の「根継ぎ」、腐食した部材の「取換え」など工事の内容が判ります。 興味のある方は必見です。 |
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祠堂修復工事工事 | 修復状況の 展示版 |
No.211〔2022.1〕 茶山先生の見た廉塾バラ 地域の宝として普及しよう |
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廉塾中門前に植えてある古い薔薇については、昨年11月25日神辺公民館歴史講座で講師の菅波哲郎氏から、中国原産の「庚申ばら」であることが分かったとの話がありました。 1月 日付け中国新聞の記事によると、この薔薇は「中国由来の庚申薔薇の一種」ではあるが、詳しい品種はわからない。菅茶山の漢詩や日記にも薔薇の記述があり、菅茶山にとって身近なものだった。そうして、地元では「廉塾バラ」として地域の宝にしようとの動きが高まっていると報道しています。 菅波さんは「廉塾バラを根付かせ、茶山が見た景色を再現出来れば」と述べています。 |
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*黄葉だより:神辺公民館歴史講座リンク | 中国新聞の記事(1部分) |
No.210〔2022.1〕 2021年度 茶山ポエム絵画展・授賞式 コロナ禍収束まで 絵画展は お預け |
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2022年1月8日(土)午前10時から、菅茶山記念館で授賞式が行われました。今年も新型コロナ ウイルス感染症予防のため、最優秀賞を受賞した8名が受賞者代表して出席しました。 公益財団ふくやま芸術文化財団事務局長矢野隆正氏から賞状が手渡され ました。 審査の講評は,神辺美術協会理事長石岡洋三氏が子ども達に判りやすく話されました。 残念ながら、コロナ禍により翌9日から記念館休館となり、絵画展の観覧は当日8日のみとなりました。 なお、絵画展の再開催については現在検討中とのことです。 最優秀賞受賞者は次の皆さんです。おめでとうございます! |
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最優秀賞受賞者 | 学校名 | 氏名 | 詩題 | 備考 | |
保育所等の部 | 誠信幼稚園 | 村上日向子 | 梅 | ||
小学校1年生の部 | 神辺小学校 | 本田葵唯 | 雪の日 | ||
小学校2年生の部 | 神辺小学校 | 和田侑純 | 梅 | ||
小学校3年生の部 | 竹尋小学校 | 猪原明浬 | 蝶 | ||
小学校4年生の部 | 道上小学校 | 内田海輝 | 久しぶりの晴天 | ポスターに採用 | |
小学校5年生の部 | 御野小学校 | 小早川虹翔 | 久しぶりの晴天 | ||
小学校6年生の部 | 湯田小学校 | 池田美唯 | 久しぶりの晴天 | ||
中学・高等学校の部 | 福山中学校 | 岡田聖羅 | ホタル | ||
*作品は詩題をクリックすると見ることができます。(最優秀作品8点のページから) *茶山ポエムについては「茶山ポエム」リンクに掲載しています。 |
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表彰状授与 | 審査講評 | 展示鑑賞 (8日撮影) |
No209〔2021.12〕 再掲載 茶山ポエム絵画エントランス展 神辺支所 年の暮れを飾る |
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年の押し迫った12月14日(火)~12月27日(月) 2020年度優秀賞受賞絵画20点を、福山市神辺支所1階のエントランスに展示しました。 歳末多忙な人々に、心温まるひと時を提供できたのではないでしょうか。1年間コロナ過で展示機会の少なかった絵画を、展示できたことも幸いでした。 |
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